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不審花開今日春(いぶかし はなひらく こんにちのはる)
不審とは、いぶかしく思う心という意味で、花が一輪開くのを見て、生命の不思議を知り、大自然への畏敬の念を持つ心から今という時を大切に思う心、その心を、尊いと思えという禅の言葉から取られたと言われています。
お茶のお子稽古を始めて5年…お点前はさっぱりですがおかげさまで茶室のお仕事をするようになりました。お茶についてあれこれとお話しするのは若輩すぎておこがましいのですが、お茶をいただくそのひと時の大切な空間をご提案しています。
お茶室にも色々なものがございます。茶室としてひとつの建物として新築することもあれば、お部屋のひとつをお茶室として構えたり、改装してお茶室にする場合もございます。
また使う材料も京都や吉野から取り寄せる場合もあれば、愛媛の地元の材料を使わせていただくこともございます。私が習っているのは表ですが、表とお裏さんでは少しづつ造りも変わってまいります。
ご予算や造られる目的に合わせてご提案させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
お茶室に関しては設計の意図や仕上げなどについての品質を守るため設計並びに施工までを川上が責任を持って一貫してさせていただいております。ご了承ください。
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晃々庵(2020年12月完成)
松山市南斎院、島﨑宗昌氏の茶事を気軽に催せる茶道教室裏千家「晃々庵」が完成しました。上座床、四畳半切、本勝手の四畳半と、炉と大炉の両方を切った八帖広間に4尺5寸の幅のある水屋と寄付もあります。元請は三井ホームさん 設計並びに設備以外の施工を担当しました。
貝の口、太鼓襖を使った耐震改修工事(2020年3月完成)
住宅の耐震改修工事でどうしても壁が必要だったので開口部に壁を追加し、茶道口を作り替えました。貝の口のアーチ、太鼓襖には大洲の奉書紙を貼っています。