日本最古の木造建築は法隆寺VS飛鳥寺

法隆寺
法隆寺

日本最古の木造建築は法隆寺(ほうりゅうじ)で、築1300年と言われています。

 

 

もちろんそれ以前にも木造建築はあった訳で例えば法隆寺と同じ奈良にある飛鳥寺(あすかでら)も日本最古の木造建築と書かれていたりします。

 

飛鳥寺は蘇我氏の氏寺で法興寺・元興(がんごう)寺・本(もと)元興寺とも言われ、現在は新義真言宗の安居(あんご)院と称していますが6世紀の末に建立されたそうです。1196年に落雷で焼失して以降は再建されず、現在は1826年に建立の安居院と補修を重ねた飛鳥大仏だけが残っています。

 

法隆寺は聖徳宗の大本山で斑鳩寺ともいわれます。金堂にある薬師如来光背銘には、用明天皇が病気回復をいのって造寺を発願し、天皇がなくなったあと607年に推古天皇と聖徳太子が遺志をついで建立しましたが、これも670年に全焼し、今あるのはその後に再建されたものだそうです。

 

建立されたのは飛鳥寺の方が古いのですが、現存している建物で言うと法隆寺が最古という称号でいいようですね。

 

飛鳥寺は日本最古のお寺という解釈になるようです。法隆寺の金堂の柱は中央がふくらみ、エンタシスというギリシアの建築様式を取り入れたものが使われています。1300年のはるか昔に、ギリシャの建築様式がどうやって聖徳太子に伝えられたのか、どちらが古いという解釈よりそちらの歴史ミステリーを考える方が楽しいかも知れませんね。


1300年も建っている法隆寺ですから、さまざまなミステリーが語られています。法隆寺の中門は四間なので、真ん中に柱が立っている。門の中心に柱が立っている造りはどう考えてもおかしいのでこれは何かをとおせんぼしているようである。という少し難しい内容から、法隆寺の建物には何故か蜘蛛の巣が出来ないという面白ミステリーまでその数は無限大。ミステリーを求めて旧所や名所廻りをしてみるのも楽しいかもしれませんね。

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