建築の構法や素材について

建築工法は

伝統的な建築の良さを活かした国産自然乾燥材の無垢材を使った在来構法にこだわっています…


輸入住宅などの2×4住宅やハウスメーカーさんのプレハブ構法は地震に強いのかも知れませんが、家は長く使うもの、構造上日本の湿気の多い中で30年、50年、100年とはもたない気がします。作った時に一番強くて、耐久性が落ちていくものではなく、時間が経っても耐久性が落ちにくいもの…

 

長期にわたって使用でき、リノベーションなどを施すことで可変性を持たせた建築構法は柱と梁で作る住宅だと思います。

 

そしてその柱や梁などの材質も大切です。メーカーさんが勧めるのは割れない柱(集成材といわれる接着剤で固めた死んだ木材や強制乾燥材という切り口が焦げ臭い柱)、でも呼吸をしなくなったモノと、生き続けている本物の無垢材…どちらが体にも住宅の耐久性にいいかも解るのではないでしょうか。

 


どんな優れた工業製品でも自然の素材には勝てない部分がある。それが耐久性や癒しの力じゃないかと思います。

 

コンクリートの家が長持ちするって思われている方も多いですが、コンクリート住宅の耐用年数は35~50年ぐらい。

 

日本最古の木造建築法隆寺は1300年・・・いかに自然素材が長持ちする素材であるかということじゃないでしょうか?

 

私が家を建てさせて頂く場合、窓や内部建具、フローリングや照明器具などの部材をカナダから輸入して使っています。例えば照明器具。日本製はプラスチックで出来ている物が多いのですが、カナダにはありません。ほとんどガラスと鉄で作られたものばかりです。プラスチックで出来たものは経年変化でどうしても最初透明だった部分が黄色く変色して割れやすくなってしまいます。これは材質の特性上仕方が無いことです。

 

でもガラスならその透明度はほぼ永久に保たれます、鉄も同じ、錆びるかも知れませんが、それは使う場所の選択が正しくないだけで水周りや外部で直接雨に当たる部分以外でなら錆びはほとんど無いでしょう。どんなものでも使う以上は長く使いたいし、質感も満足できるものがいい。そうして自分で納得できてお客様にも自信を持って紹介できて、尚且つ高くないもの・・・になって最終的に輸入になりました。

 

もちろん全てが輸入ではありません。カナダには蛍光灯を使った照明がほとんど無いので、明るさを求める場所には日本製の照明器具、雰囲気や空間を演出する所はカナダ製と使い分けています。そして直接輸入する、これがコストを抑えるためには必要です。日本のメーカーのカタログにも輸入の照明器具は出ていますが、とにかく高い直接輸入する3~5倍ぐらいの価格だったりします。もちろんこれは商社が輸入して、注文したら倉庫代もかかるし、注文したらすぐにやってくるからわかる金額なんですが・・・

 

だから直接向こうに電話して毎回注文しています。流行があったりしますし、もちろんお客様の好みもあるから在庫するのはロスになってしまいます。ただ納期がかかります。

 

最低1ヶ月。普通は2カ月半ぐらい頂かないと駄目ですね。そして海外はどこも手形という仕組みが無いので先払い・・・商品を注文したときに支払います。価格はカナダドルで決済するので為替によって若干変動しますが、照明器具にしろ、建具や水栓金具やバスタブなど大体こっちで買う価格の半分以下。自画自賛ながらお客様にお勧めできるものですよ。いいものを安く仕入れていい家(耐久性の高い、素材感の高い無垢を使った家)を目指してたどり着いた家創りの一つの形です。

 

デザインはやはり洋風が得意です。たぶん自分が住みたいと思うのが洋風だからだとおもいます。

 

自分が住みたい家を設計するのは当たり前の事。僕があと20年ぐらい経って65歳ぐらいになれば、和風の家を設計しているかも知れませんが、今はプロバンス風のラフなイメージが好きです。

 

そして古材などの自然素材も良く合うんです。

 

木は見てるだけでも癒される…日本人のDNAにきっと木が好きなのは刷り込まれているんでしょうね。

いままで設計させて頂いた施工事例です

家づくりへの考え方や、古材、煉瓦などの資材などについて書かせて頂いています

AmazonのKindle版電子書籍を発売しました。古民家の雑学53 250円で販売しています。古民家の事が好きなる入門書です。

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